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2024/09/11
【マンション売却】買取のメリット・デメリットを徹底解説!スピーディな現金化術
都心に位置するマンションを手放したいと考えている方にとって、マンションの買取は有力な選択肢となります。
買取には迅速な現金化や手数料の削減といったメリットがある一方で、市場価格よりも低い査定額になる可能性もあります。
このブログでは、マンション買取の仕組みやそのメリット、デメリット、人気の買取業者について詳しくご紹介します。
マンションを手放す際の参考にしていただければ幸いです。
1. マンションの買取とは
マンションの買取とは、売主が不動産会社に直接マンションを売る過程のことです。
この方法は、従来の仲介業者を通した購入に比べて、手続きがスムーズで簡単です。
≡買取の特性
マンションを買取における主な購入者は、不動産業者です。
特に、マンションの買取を専門にしている業者が、購入後には物件をリフォームして市場に再販することを目指しています。
≡仲介売却との違い
仲介を利用しての売却と比較すると、マンションの買取はとてもスピーディーな取引が可能です。
仲介の場合、不動産会社が売り手と買い手を結びつけるため、売却に時間がかかることが多いです。
しかし、買取では査定額に合意すればすぐに契約が成立し、売却手続きが完了します。
このため、迅速な売却を希望する方には特におすすめの方法です。
≡買取価格とは
通常、マンションの買取価格は市場価格の約60%から70%程度になることが一般的ですが、仲介手数料がかからないため、最終的に手元に残る金額が増えることがあります。
つまり、買取を選ぶことで早く現金化できる一方、売却価格が若干低くなる可能性があります。
≡買取の方法
マンションの買取には、『即時買取』と『買取保証』の2つの主要な方法があります。
即時買取 即時買取は、売主が提示された価格に同意することで、迅速に購入契約が結ばれ、短期間で売却が実現します。
買取保証 買取保証の場合、まずは仲介によって市場に出し、定められた期間内に売れなかった際に、事前に決めた価格で不動産会社が購入する仕組みです。
これにより、市場でより高い価格で売却するチャンスを追求できます。
2. マンション買取のメリット
マンションを買取に出すことには、多くのメリットがあります。
≡スピーディな現金化
マンションを買取に出す最大のメリットは、短期間で現金を受け取れることです。
通常の売却方法では、買い手を見つけるのに時間がかかり、契約成立までに数ヶ月を要することが一般的です。
しかし、買取を利用することで、業者によっては1ヶ月以内に現金化が実現可能です。
急な資金が必要な方にとって、とても魅力的な選択肢となります。
≡仲介手数料の削減
マンションを買取してもらう際のもう一つのメリットは、仲介手数料がかからないことです。
仲介業者を介さないため、売却金額から手数料が引かれることがなく、手に入る金額をそのまま受け取ることができます。
仲介手数料は高額になることが多く、そのコストを避けられるのはとても大きなメリットです。
≡物件の状態を気にしない
築年数が経っているマンションや状態が良くない物件でも、買取業者はリフォームを行うため、条件を問わずスムーズに売却できる可能性が高いです。
仲介では多くの基準をクリアする必要があるため、売却が難しくなることがありますが、買取ではそのハードルが低くなります。
≡複雑な責任からの解放
買取方式では、売主が契約不適合責任を負わないことが一般的です。
これは、引き渡した物件に隠れた問題があった場合に生じる責任ですが、買取ではそのリスクを業者が引き受けるため、売主は安心して取引を行うことができます。
≡プライバシーの確保
買取による売却は、周囲に知られにくいというメリットもあります。
仲介の場合、多くの広告や内覧が行われるため、売却していることが周囲に知られてしまうことが多いですが、買取ではこのような宣伝が少ないため、プライバシーが守られやすいです。
内覧も少数回で済むので、落ち着いて売却を進めることができます。
≡簡単な手続き
マンションの買取は手続きが簡単で、とても便利です。
仲介を利用すると多くの契約や手続きが必要になりますが、買取の場合は不動産会社が直接買主となるため、手続きがスムーズになり、その分ストレスが軽減されます。
特に忙しい方には、これは大きなメリットでしょう。
このように、マンション買取には多くのメリットがあり、個々のニーズに合わせた最適な選択肢となることがわかります。
3. マンション買取のデメリット
マンションの買取はとても便利な方法ですが、いくつかのデメリットもあります。
① 市場価格より低い売却価格
マンションを買取に出す場合、一般的に売却価格は市場価格に比べて低くなることが多いです。
具体的には、市場価格の約60%から80%程度になることがあり、急いで売りたい方にはメリットがありますが、資産価値をしっかりと引き出したい方にはデメリットとなることがあります。
この点をしっかり理解した上で、買取を検討することが大切です。
② 物件の状態が正しく評価されない
たとえ物件が良好な状態であっても、その評価が適切に反映されないことがあります。
買取業者は再販時の価値を重視して査定を行うため、リノベーションやその他の改善が評価に繋がらず、結果として低い査定額になることがあります。
このため、買取を検討している方は物件の状態についてしっかりと理解しておくことが重要です。
③ 買い手の情報が不透明
買取を選択すると、最終的にその物件が誰に渡るのかがわからないという点もデメリットの一つです。
売却後にどのように利用されるのか、どんな人が住むのかといった情報を得ることができません。
特に思い入れのあるマンションを手放す際には、この点が気になる方が多いでしょう。
④ 思わぬ費用が発生することも
買取の手続きでは、思わぬ費用が発生することがあるため、注意が必要です。
不用品の処分にかかる費用は、事前に確認しておくことをおすすめします。
買取業者によっては不用品をそのまま引き取ることもありますが、後から処分費用が追加されることもあるので、しっかりと確認しておくことが大切です。
⑤ 買取が難しい物件も存在する
全てのマンションが必ず買取対象になるわけではありません。
特に、立地が良くない場所や古い築年数の物件は、買取が難しいことがありますので、注意が必要です。
買取業者の基準によっては、再販が難しいと見なされた物件は買取できないこともあるため、その点も考慮しておくことが大切です。
マンションを売却する際には、いくつかのデメリットがあることを知っておきましょう。
これらをしっかり理解した上で、自分にとって最も良い選択をすることが大切です。
4. 人気のマンション買取業者
マンションを売却する際には、信頼できる買取業者の選択が非常に重要です。ここでは、特に評価の高いマンション買取業者をいくつかピックアップし、それぞれの特徴や年間の買取実績についてご紹介します。
マンションを売るときは、信頼できる買取業者を選ぶことがとても大切です。
特に評価の高いマンション買取業者をいくつかご紹介し、それぞれの特徴や年間の買取実績についてもご紹介します。
各不動産会社名をクリックするとサイトにリンクできます
スター・マイカ▷▷ 年間買取数:1,640戸
スター・マイカは、数多くのマンションを取り扱う業者として知られており、特に高額な買取価格を提示することが魅力です。
中古マンションの買取から再販まで、十分な経験を持っているため、安心して依頼できます。
大京穴吹不動産▷▷ 年間買取数:1,500戸
「ライオンズマンション」の名称で広く知られる大京の子会社であり、中古マンションや戸建ての売買、賃貸物件の管理など、総合的な不動産サービスを展開しています。
特に、丁寧な査定と顧客への親身な提案が高い評価を受けています。
インテリックス▷▷ 年間買取数:1,448戸
インテリックスは、主にリノベーションを施した中古マンションの販売に強みを持ち、特に首都圏に焦点を当てたサービスを展開しています。
資産管理やクラウドファンディングなど新しいビジネスモデルにも取り組む点が特徴的です。
ベストランド▷▷ 年間買取数:1,074戸
ベストランドは、住宅用および投資用の中古物件を対象に買取と再販を行い、全国規模でサービスを提供しています。
利用者の信頼を得ており、迅速な対応が好評を博しています。
レジデンシャル不動産▷▷ 年間買取数:932戸
設立以来急成長を遂げており、特に東京及びその周辺におけるマンション買取に強みを持っています。
他社が進出しにくい市場にも対応し、地方エリア向けにも適した物件提案を行っています。
オークラヤ住宅▷▷ 年間買取数:806戸
旧三和銀行系列のオークラヤ住宅は、首都圏を中心に中古マンションの買取・再販を行い、取引実績において高い評価を得ています。
顧客への透明な説明やしっかりとしたサポートが定評です。
マイプレイス▷▷ 年間買取数:738戸
マンションのリノベーションに特化した企業であり、独自のデザイン性と丁寧な施工が特徴です。
購入者の希望に応じた多様な選択肢を提供しています。
ホームネット▷▷ 年間買取数:721戸
全国展開を行っているホームネットでは、マンションの買取と不動産管理を行い、最新のテクノロジーを活用したリノベーションに注力しています。
IoTやペット共生をテーマにしたプランも注目されています。
エフステージ▷▷ 年間買取数:676戸
リノベーションに特化した関連会社を持ち、独自の提案に力を入れています。
迅速かつ適切な査定が多くの利用者から高い評価を受けています。
REISM(リズム)▷▷ 年間買取数:571戸
不動産投資のコンサルティングやインテリア商品を取り扱っており、セミナーやオンラインコンテンツが多くの支持を集めています。
各業者にはそれぞれ特徴があり、利用者のニーズに合わせた選択ができます。
マンションを売却する際には、さまざまな業者を比較して、自分にぴったりの選択をすることが大切です。
5. マンション買取の流れ
マンションを売却する際は、ステップを踏んで進めることが成功のポイントです。
① 情報収集を行う
まず、マンションの買取について情報をしっかりと収集しましょう。
自分の物件の市場価値を理解し、信頼できる買取業者を見つけることが大切です。
地域に特化した業者を探すことで、より良い条件を得られます。
② 査定を依頼する業者を選ぶ
次に、いくつかの業者に査定をお願いしましょう。
多くの業者からの査定結果を比較することで、より良い条件を引き出すことができるでしょう。
また、一括査定サービスを活用すると、手間を減らしながら効率的に査定を受けることができます。
③ 机上査定の実施
査定依頼後、一部の買取業者から机上査定の結果が提示されます。
これはあくまで参考価格であり、最終的な価格は訪問査定を経て決まります。
④ 訪問査定を受ける
業者が実際に物件を訪れ、詳しいチェックを行います。
この際に、物件の内装や近隣環境が評価され、最も正確な査定が行われます。
疑問な点があれば、ぜひ訪問時に相談しましょう。
⑤買取金額の提示と交渉
訪問査定の結果を元に、業者より正式な買取金額が提示されます。
提示された金額に納得がいかない場合は、交渉の余地があります。
また、引き渡し日や手付金などの条件についても話し合うことが可能です。
⑤ 不動産売買契約の締結
査定額に合意したら、買取会社と売買契約を結びます。
この際、重要事項説明書をしっかり読み、内容を理解した上で署名することが大切です。
契約書は法的な効力を持つため、慎重に内容を確認することが重要です。
⑥ 決済の実施
契約を結んだ後、売買代金が一括で振り込まれます。
もし手付金が発生している場合、残りの金額もこの時点で振り込まれます。
査定から決済までの通常の所要期間は約1週間から2週間です。
⑦ マンションの引き渡し
決済が完了したら、業者へマンションの鍵を引き渡します。
引き渡しは決済と同日に行うことが一般的ですが、業者によっては日程を調整することができます。
⑧ 確定申告の準備
マンションを売却して利益が出た場合は、確定申告を行いましょう。
特に譲渡所得が発生したときは、翌年の一定期間内に申告を忘れずに行いましょう。
この手続きは税務上の重要な義務となります。
まとめ
マンションの買取は、従来の仲介売却とは異なり、スピーディーな現金化や仲介手数料の削減といった多くのメリットがありますが、市場価格よりも低い売却価格や買い手の情報が不透明であるという注意点もあります。
適切な業者を選び、自分のニーズに合ったメリットとデメリットをしっかりと考慮した上で、最適な売却方法を選ぶことが大切です。
よくある質問
Q1:マンション買取とは何ですか?
マンション買取は、売主が不動産会社に直接マンションを売却する方法です。
この方法は、従来の仲介業者と比べて手続きがスピーディで簡単です。
主に不動産業者が買い手となり、リフォームをしてから再販することを目的としています。
Q2:マンション買取のメリットは何ですか?
マンション買取の最大のメリットは、短期間で現金を受け取れることです。
また、仲介手数料の発生がなく、物件の状態を気にせず売却できることもメリットです。
さらに、契約の不適合責任を負わず、プライバシーを保ち、手続きが簡単であることもメリットです。
Q3:マンション買取のデメリットは何ですか?
マンション買取のデメリットは、通常、売却価格が市場価格より低めになることです。
また、物件の状態が正確に評価されない、買い手の情報が不透明、予期しない費用が発生する可能性があります。
さらに、一部の物件では買取が難しい場合もあります。
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このコラムを通して、不動産に関することのお役に立てれば嬉しいです!
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最後までお読みくださりありがとうございます。
監修者情報 MK不動産株式会社
代表取締役 三上 大喜 詳しく見る